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引っ越し後の日記はコチラです

tokoromのその他の日記

2009-12-31

UIKit本を執筆しました!

| 06:02 | はてなブックマーク -  UIKit本を執筆しました! - iPhoneアプリ開発まっしぐら★


【書籍名】


iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス

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Amazonでは2010年1月12日から販売予定です。全国の書店に並ぶのも同じくらいの時期と思われます。例外として、東京都内の一部の書店さん(ヨドバシアキバの有隣堂さん。同じく秋葉の書泉ブックタワーさん。ジュンク堂池袋さん。紀伊國屋新宿本店さんなど。)で12月25日から先行発売していただいております。



【コンセプト】


とにかくUIKitだけにこだわって480ページ書ききりました。

際限なくページが使えるわけでもないのでUIKit全メソッド!というわけにはいかなかったのですが、iPhone SDK 3.1.2 時点でAPIリファレンスについて公開されている全クラスについて言及しています(重要でない一部のクラスは本当に言及しているだけですが)。UIKitに関しては他のどの本よりも詳しく書いてあるはずです。UIKitについてだけ書いているので、それは当然ですね。

こういう本を書いたのは、こういう本を私自身が欲しいと思っていたからです。実際に私自身、自分で書いたこの本をいつも傍らに置いてiPhoneアプリの開発をしています(笑)。というのも、

  • あのクラスの初期化のしかたってどうだったっけ?
  • このメソッドひさびさに使うけど、前後を含めて動くコードを手っ取り早く見たい
  • このプロパティに設定できるパラメータって他にどんなのがあったっけ?

といった実際の開発のときによく遭遇する場面で意外と使えるんです。私はAppleのAPIリファレンスを愛用していますが、APIリファレンスだけだと実際に動くコードまでもっていくのが面倒な場合があるので、この本に載っている内容の場合には手っ取り早くこちらを参照しています。



【最近こう感じている人に読んで欲しい!】


  • Objective-Cは勉強した。次は順番からいってUIKitだろ!
  • 入門書は持っている。が、入門書に載っているよりも細かい情報が欲しい!
  • APIリファレンスを英語で読むのがちょっと面倒だ。
  • いくつかアプリを作ってきたけど、一度UIKit周りの知識を整理しておきたい。
  • UIKitの機能はだいたい知っている・・・と思うけど、なんか補完すべきことないかな。


【セールスポイント】


  • 他の本に載っていないところまでカバー

UIKitの各クラスについて使いはじめるところから書いているので、50%程度は他の本にも書かれているだろう内容です。

ただ逆に、残りの50%程度は他の本には載っていなかった細かいところまで書いたつもりです。

よっぽどの熟練者でない限り、必ず1つ以上「これ知らんかった」というのが見つかることを目標にしました。


  • OS3.0/OS3.1でのアップデートポイントを明確に

OS3.0/OS3.1に完全対応しています。

OS3.0以降で非推奨になったコードは一切使っていません。

また、アップデートされたポイントについては全てOS3.0/OS3.1というアイコンで明示しています。


  • カラーにすべきところはカラーで

UIColorのサンプルとか、UIImageのブレンドとか、カラーでないとわかりにくい部分はカラーページになっています。

これも他のiPhoneアプリ開発揚の本ではなかった部分と思います。

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【自分で残念と思うところ】


メソッドの細かい書式が書いていない

紙という有限の媒体であるため、たくさんのメソッドを紹介するか/紹介するメソッドを減らして細かい書式まで書くかのトレードオフがあり、前者を選択しました。

申し訳ありませんが必要に応じてAPIリファレンスと一緒に参照していただき、この本にメモ書きをしていただいて完成度を高めてもらえると嬉しいです。

第2版のチャンスがあれば、もしかしたら少しページが増えても値段を上げなくてすむかもしれないので、そのときはみなさんからいただいたフィードバックと、このメソッドの書式関連を是非強化させてほしいです。



もし購読していただけるようでしたら

ココから是非!

そしてコメントやTwitterなどでフィードバックをいただけると嬉しいです。

2009-12-28

『iPhone Core Audioプログラミング』が私のお気に入り装備品に追加されました

| 07:38 | はてなブックマーク -  『iPhone Core Audioプログラミング』が私のお気に入り装備品に追加されました - iPhoneアプリ開発まっしぐら★

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これから欲しいのは特化本だ!

思えばiPhoneアプリケーション開発者向けの書籍もびっくりするくらい数が増えてきました。本の種類もだんだんと切り替わってきているようで、特定のライブラリに特化する本も幾つか出てきました。この流れは「広く浅くの入門書はもういいや」と感じているみなさんにはとても喜ばしいことではないでしょうか。

そんな中でもiPhoneアプリ開発向け特化本のお手本とも言うべきは、

でしょう。

まず、Objective-C 2.0 を学ぶには、この本が最も強いと思います。


入門書はエントリ段階で必須ですが、入門レベルを卒業した段階でもう開かなくなってしまうことが多いと思います。

対して上記のような特化本は、

  • ある程度知っているけど未知の部分を補完する
  • 知っているけど覚えていないときに参照する
  • はじめは理解できなかったけど経験を積んだあとに再度読み返して知識に深める

といった用途で永く使える『手元に一冊系』の本だと言えます。


今後、こういった本が増えてこれば、日本のiPhoneアプリ開発者の知識が底上げされ、私たち全体の技術レベルも向上されていくような気がしています。


そしてCoreAudio本!

そして本題ですが、おそらくiPhoneアプリ開発における「音周り」の情報に関しては、今もこれからもずっと最強であり続けるだろう

永野 哲久さん著作のiPhone Core Audioプログラミング

が発刊されています。

この本を読みはじめて、まずその内容の濃さに驚愕しました。

  • これからCoreAudioを勉強したい開発者
  • CoreAudioのリファレンスが欲しい開発者

にとって、この本を購読するよりも効率的な選択肢はないでしょう。


これまで、特定のAPIを利用するときには、ざっと本やWebで調べて、細かくはAppleのAPIリファレンスを参照するというのが私のスタイルでしたが、この本くらい細かく書いてもらえると、もはやAPIリファレンスにジャンプする必要もないかもしれません。

そして、こういったリファレンス本で重要なのは情報の網羅率だと思います。その観点から見ると、この本は540ページ全てをCoreAudioに注ぎこんでいるわけですから、CoreAudioに関してこの本以上の情報が掲載される本は、今はもちろん今後も出てこないでしょう。


CoreAudio自体以外でも、リニアPCMの基礎についても解説していてくれていたり、FM合成について説明してくれたりと音周り初心者の私にとっても嬉しい情報が書かれていますし、割り込みへの対応方法等、実際にアプリケーションを開発している最中に引っかかりそうな部分についてもきっちり言及してくれています。


CoreAudio初心者の私には、まだ込み入った内容はレビューできませんが、私がこれからiPhoneアプリを開発し続けていくうえで、この本が重要な装備品の1つとなることを確信しています。

詳しい内容に関しては著者自身の紹介記事がわかりやすいです。