Hatena::Groupiphone-dev

iPhoneアプリ開発まっしぐら★ このページをアンテナに追加 RSSフィード

引っ越し後の日記はコチラです

tokoromのその他の日記

2009-12-28

『iPhone Core Audioプログラミング』が私のお気に入り装備品に追加されました

| 07:38 | はてなブックマーク -  『iPhone Core Audioプログラミング』が私のお気に入り装備品に追加されました - iPhoneアプリ開発まっしぐら★

f:id:tokorom:20091228063426j:image



これから欲しいのは特化本だ!

思えばiPhoneアプリケーション開発者向けの書籍もびっくりするくらい数が増えてきました。本の種類もだんだんと切り替わってきているようで、特定のライブラリに特化する本も幾つか出てきました。この流れは「広く浅くの入門書はもういいや」と感じているみなさんにはとても喜ばしいことではないでしょうか。

そんな中でもiPhoneアプリ開発向け特化本のお手本とも言うべきは、

でしょう。

まず、Objective-C 2.0 を学ぶには、この本が最も強いと思います。


入門書はエントリ段階で必須ですが、入門レベルを卒業した段階でもう開かなくなってしまうことが多いと思います。

対して上記のような特化本は、

  • ある程度知っているけど未知の部分を補完する
  • 知っているけど覚えていないときに参照する
  • はじめは理解できなかったけど経験を積んだあとに再度読み返して知識に深める

といった用途で永く使える『手元に一冊系』の本だと言えます。


今後、こういった本が増えてこれば、日本のiPhoneアプリ開発者の知識が底上げされ、私たち全体の技術レベルも向上されていくような気がしています。


そしてCoreAudio本!

そして本題ですが、おそらくiPhoneアプリ開発における「音周り」の情報に関しては、今もこれからもずっと最強であり続けるだろう

永野 哲久さん著作のiPhone Core Audioプログラミング

が発刊されています。

この本を読みはじめて、まずその内容の濃さに驚愕しました。

  • これからCoreAudioを勉強したい開発者
  • CoreAudioのリファレンスが欲しい開発者

にとって、この本を購読するよりも効率的な選択肢はないでしょう。


これまで、特定のAPIを利用するときには、ざっと本やWebで調べて、細かくはAppleのAPIリファレンスを参照するというのが私のスタイルでしたが、この本くらい細かく書いてもらえると、もはやAPIリファレンスにジャンプする必要もないかもしれません。

そして、こういったリファレンス本で重要なのは情報の網羅率だと思います。その観点から見ると、この本は540ページ全てをCoreAudioに注ぎこんでいるわけですから、CoreAudioに関してこの本以上の情報が掲載される本は、今はもちろん今後も出てこないでしょう。


CoreAudio自体以外でも、リニアPCMの基礎についても解説していてくれていたり、FM合成について説明してくれたりと音周り初心者の私にとっても嬉しい情報が書かれていますし、割り込みへの対応方法等、実際にアプリケーションを開発している最中に引っかかりそうな部分についてもきっちり言及してくれています。


CoreAudio初心者の私には、まだ込み入った内容はレビューできませんが、私がこれからiPhoneアプリを開発し続けていくうえで、この本が重要な装備品の1つとなることを確信しています。

詳しい内容に関しては著者自身の紹介記事がわかりやすいです。